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パソコンのいろは>バックナンバー>Bk5-1
2006年10月10日配信

郵便番号辞書を活用する Part1


ぼちぼち秋も深まり、11月も近づくと一気に年賀状シーズン突入になります。

さて年賀状シーズンといえばハガキ作成ソフトってなわけですが、毎年バージョンアップしたりしてハガキ作成ソフトをご利用になっていらっしゃる方もいるかもしれませんが、 実のところPCに最初から入っている年賀状作成ソフトを、特別バージョンアップもしないでそのままご利用になっている方も多いのではないでしょうか?
何年か前に、郵便番号が5桁から7桁に変わったころ(1998年)のように、仕様自体が大幅に変わることがない以上、 特別不便もないはずですから、それで問題ないようにも思えますが、実はこうしたソフトの場合"郵便番号辞書"が新しいバージョンでないと更新されていないため、 近年続いている市町村合併などに伴う郵便番号や市町村名の変更に対応しなくなってしまうことになります。

では郵便番号辞書がダウンロードできるのか?というと、毎年新しいソフトが販売されているこうしたハガキ作成ソフトでは、郵便番号辞書を提供してくれるのもせいぜい2年ぐらいまで。 それ以降はメーカーからの提供もなくなるため、その都度データを追加したりて入力で修正したりする必要が出てきます。また販売されて間もないものでも、 ほぼ毎月何かしら頻繁に更新される郵便番号のデータがリアルタイムで更新されることはなく、場合によってはやはりうまく表示できないことが出てきます。

筆まめの例:現バージョンVer17用の郵便番号辞書は、2006年7月31日に日本郵政公社から公開されているデータを基に作成されています。 Ver16(1つ前のバージョン)だと、2006年6月30日のデータが最新。

筆王の例:前バージョン(筆王2006)向けには、 2006年2月28日公表のデータを下に作成されたデータが最新 (一部2006年4月1日までに合併が予定されているものも含む)。現在発売されている筆王2007の場合には、2006年6月30日までのデータが反映されているようです。

筆ぐるめの例:現在発売中のVer14の場合、アップデートにより2006年7月31日公表のデータまで対応。 Ver.13も、Ver.12、 そしてVer.11についてもこちらは同様に2006年7月31日公表データまで対応しているようです。

<Windows標準搭載のMS-IMEの場合>

MS-IMEのプロパティ画面 こうしたことは、Windowsに標準搭載されている日本語入力システム"MS-IME"においても同様のこと。MS-IMEにも標準搭載の郵便番号辞書がありますが、 こちらも基本的にはマイクロソフトから提供されるまで更新していなかったりすると、結構古い状態ですし、提供されているとしても、 日本郵政公社のデータベースの更新に比べると、数ヶ月から半年遅れぐらいで更新されるので、仮に最新のIME2003をご利用の場合でも、 現在提供されているのが、2005年12月版 (日本郵政公社から公開された平成17年10 月 31 日現在のデータをもとに作成)が最新の状況です。AccessやExcelといった一部のOffice製品向けのデータとしても、 Office更新プログラム:郵便番号辞書 (2006 年 5 月版)で公開されている2006年4月28日版が最新の状態です。 辞書のプロパティ画面 (2006年10月9日現在)

日本郵政公社のHPで確認すると毎月のように更新されており(もちろん更新内容も毎月更新していく必要もないケースもあるかと思います)、 現在の最新バージョンは、2006年9月29日版のようですから、これに比較するとちょっと古い内容であることは一目瞭然。

<郵便番号辞書を更新するには?>

日本郵政公社のHP ハガキ作成ソフトのように特定のソフトではやはりメーカーの提供してくれるのを待たざるを得ないのが現状で、現在ご使用のバージョンにあったデータをダウンロードしてご利用いただくことになります。 ただし、MS-IMEの場合には郵便番号辞書自体を自分で作成するという方法もあります。マイクロソフトが提供してくれるのを待って、ダウンロードして利用するのが一番簡単ですが、これだとこれまで説明しているように、 最新のデータを反映させることはできません。 そこでお勧めのソフトが以下の"kenken_y の部屋"で提供されている、"郵便番号CSVデータ作成プログラム"。頻繁に更新される郵便番号データを自分で作成してしまう。慣れれば操作もさほど複雑なものではないので、 ぜひ一度お試しいただくといいかもしれません。

郵便番号CSVデータ作成プログラム

* このソフトを利用して、辞書を作成するに当たっては上記で紹介している日本郵政公社のHPより郵便番号データをダウンロードしていただく必要があります。

次回は、実際にこのプログラムを利用した郵便番号辞書の作成方法をご紹介していきます。

<代表的なはがきソフトメーカーのHPおよび記事中紹介したHPの一覧>

タイトル 概要
はがきスタジオ
(マイクロソフト)
マイクロソフトが提供するはがき作成ソフト。ベクターなどでダウンロード販売なども行われているようです。
筆まめ(クレオ) 筆ソフトでは、老舗の一つ。機能満載のソフトが筆まめ。このサイトを運営している私も、 だいぶ前ですが、とある雑誌に筆まめの利用方法について記事を書かせていただきました。最近は、 筆まめBasicと言う機能限定版という形で、PCに最初から導入されているケースや、 またシーズンになると書店にたくさん並ぶ素材集におまけとしてついてくるケースもあるようです。
筆王(i4/アイフォー) やはり筆ソフトでは、老舗の一つ。当初からNECのパソコンにハンドルされていたりするなど、 最初からPCにはいっていたので、利用しているというユーザーも多いかも知れません。 こちらのソフトも最近は、年賀状シーズンになると、筆王特別版という形で、 書店などで販売されている素材集に機能限定版としておまけで付いてくるものも多いようです。
筆ぐるめ(富士ソフト) 当初より富士通のパソコンにハンドルされており、富士通のPCユーザーにとってはなじみのあるはがき作成ソフト。 最近は富士通以外のPCにハンドルされていることもあるようです。
宛名職人(アジェンダ) 上記製品との決定的な違いは、Windows/MAC両方に対応していること。(Windows版とMAC版では別パッケージです) MACユーザーにとっては、比較的おなじみのはがき作成ソフトの一つです。
こちらのソフトも、ここ数年書店で販売されている素材集などに機能限定版が、おまけで付いてくるようになりました。
  • Windows版
  • MAC版
kenken_y の部屋 今回IMEの郵便番号辞書作成をサポートしくれるソフトとして紹介したものです。使い方は次回。わかりやすいHTMLマニュアルなども用意されていますので、 お急ぎの方は、直接アクセスの上お試しになって見てください。
日本郵政公社 上記ソフトを利用するに当たって最低限必要な郵便番号データをダウンロードできる、日本郵政公社のHPです。 このサイトにアクセスしていただくと、現在何日に更新されたデータが掲載されているか一目でわかります。 ほぼ毎月更新されています。

実は、ちまたにはここでも紹介しきれないぐらいはがき作成用のソフトがあります。 また最近は書店に並んでいる素材集にも簡単なはがき作成機能が搭載されているケースも多いようです。 このあたりは、書店やパソコンショップなどで是非ご自身の目でご確認なってみてください。

 

次回予告「郵便番号辞書を活用する Part2」


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